トイレットペーパーの買い占めと需要の反動と

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先日お伝えしたように正直なところトイレットペーパーに関しては供給がかなり戻って来た感はあるのだけど(当たり前の話で、要は単に一時的に需給バランスが崩れただけで生産量が減ったとかいう震災の時のような事案とはわけが違う)。先日見かけた意見、報道だったかな? では買い占めが生じたことで需給バランスが元に戻った後は、結構な期間需要が大きく減ってだぶつくのではという懸念があるという。たばこの値上げの時も、値上げ前の駆け込み需要と値上げ後の需要減退という例もあるし、ね。

ただ正直なところ、たばこと異なりトイレットペーパーに関しては、さほど需要の減退は生じないのではないかなという気がする。

指摘している・されている通り、需要の減退が生じるのは、買い占めをしてストックが有り余る状態の世帯に限定される。そしてそういう世帯が少ないからこそ、現状で一時的な商品不足が生じているわけで。そして何よりトイレットペーパーはかさばるので、一般世帯ではあまりストックがし難い傾向がある。だからこそ、普段からあまりストックされがたいので、品不足になると皆が焦るようになったわけだけど。

実際、今件で山ほど買い占めた・できた世帯ってどれぐらいなんだろう。心配だという世帯でも精々2つ3つぐらいではないかな。保存できる場所を確保可能かと考えると、トイレ内に置いておくとしてもその程度が限界。

売れなかった新刊の在庫が部屋を埋め尽くすような、そんな情景がトイレットペーパーで展開されているってのはあまり想定し難いので、結局はそういう世帯は少ない、よって買い占めの反動はさほど大きくはないのではないかなと思ったりもする。まぁ、元々多くの店では普段から壁を作るぐらい山積みにしていたぐらいだからねえ。

一方でマスクに関しては、かさばらないので可能ならば山ほどストックが可能になる。マスクの方は結構な反動があるかもしれない...けど元々山積みされる性質があるので、あまり気にしなくてもいいのかな。どのみち、花粉症関連で必要になるし。

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このページは、不破雷蔵が2020年3月12日 07:19に書いた記事です。

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