2009年の定額給付金は何に使われたか

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先日【定額給付金の経済効果】でお伝えした、リーマンショック時に展開された定額給付金に絡んだ調査結果の話、もう少し補足する形で。1.2万円(18歳未満と65歳以上は2.0万円)は何に使われたかという調査結果で、外食とか生活費補てんとか旅行とか色々。全額貯金は11.0%。一部貯金はあったかもしれないけど、額が額なのでそこまで細かい区分の利用はさほど考えなくてもいいような気がする。現実的ではないし。

もちろん2009年の時のは不況感の強い状況を底上げするための、いわばカンフル剤というか点滴みたいなもの。今回議論に上っている方の定額給付金はそれより状況が悪化していて、日々の支払、特に租税公課で首が回らなくなってしまっているところへの緊急輸血のような役割が期待されている。失血死をしそうな患者に点滴を打つお馬鹿さんはいない。仮に実施されてももう少し利用性向は違ってくるはず。


折角なのでちょいと調べてみたこと。2009年の定額給付金の際に、実際に自分は貰うか否かは別として、制度や施行そのものに賛成か反対かを尋ねた結果がこれ。なぜ反対するのかまでは調べられていないのが残念だけど、高齢層の方が反対は多いんだよね。

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このページは、不破雷蔵が2020年3月27日 07:42に書いた記事です。

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