「思う」と「他人に向けて意思表示をする」は別物

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これは形を変えて何度か当方も言及していることではあるけど、ソーシャルメディア、特にツイッターが意思表示のハードルを思いっきり下げた事で、最初からそのハードルが無いものと錯覚してしまい、ツイートすることがイコール思っていることと考えてしまっている、無意識に自覚してしまっている人が少なからずいる。暴言、妄言をツイートしてツッコミを受けると、「だって思っていただけだもん」と反論する人が多いんだよね。

それ思っていたことやない、ツイートってのは不特定多数に向けた情報発信なんや、自室でこっそりと独り言をつぶやくのと、駅前通りで大声で演説するのとを同じにしたらあかん。


実のところ指摘の通り、インターネットがまだごく一部の方々のみの利用ツールであったり、さらにはパソコン通信とかの場合は、不特定多数に向けたアッピールという感覚はさほどなかったのだろうし、実際そういう区分で済まされていた面もある。ネタ話で済むような雰囲気が形成された場もあった。それでも個人情報を流してしまえば痛い目にあっただろうってことは間違いない。

ただし、インターネット上、特にツイッターでのやりとりと、身内とか思っただけとの区分が曖昧でやらかしをしてしまう人って、多分にこのような昔からのやり取りの癖でというよりは、LINEとかツイッターがインターネットのコミュニケーションツールの使い始めってケースが多いような気がする。友達との直話と同じ感覚でやり取りができるから、同じような情報の特性を持っていると誤解しちゃうんだよね。

情報はどういう特性のものなのかとか、色々と教えとく必要があるのではないかな......と。

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このページは、不破雷蔵が2019年11月 3日 07:09に書いた記事です。

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