梅毒とハロウィンとの関係

| コメント(0)


渋谷でハロウィンの大騒ぎが始まってから東京都内の梅毒報告がめがっさ増えたよ、という話。単なるネタ話かと思い感染症情報センターのデータを取り寄せたところ、確かに元々漸増減少はあったけど、4、5年ぐらい前からあからさまに増えている。これってどういうことよ。


他にも年齢階層別の増加動向とか、性別の患者報告数とかを見ると、色々とざわざわしちゃう結果が出てきている。もしかして、と思うわけだ。


ところが各年(表示させているのは2018年と2019年)の週単位での動向を見ると、ハロウィンとは関係無く数字は推移している。ハロウィンが原因ならば、ハロウィンの後に急増しなきゃならない。潜伏期間云々という話もあるけど、週単位での確認値が平たんになるように、きれいに潜伏期間が伸び縮みするってのは考えにくい。

かくしてハロウィンで大騒ぎした界隈が梅毒の原因となるような以下文字数ってのはありそうにないってことで一件落着。ちなみに1週と18週が大きな落ち込みを見せているのはそれぞれ正月とGWで医療機関が休みのため報告がされないから、と見れば道理は通る。

で、だ。ならばどうしてここ4、5年で都内の梅毒患者報告数が急増しているんだろうね。罹患したと思われる場所とか、報告者・想定対象者の国籍とか、その辺りのデータがあると、色々と分かるのだろうけど。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2019年10月31日 07:26に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「マクドナルドの新作はチョコづくしなスイーツ」です。

次の記事は「公衆電話からメール(SMS)を送る方法」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30