セブンイレブンが1000店舗ほど閉鎖したり移転するという戦略

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セブン&アイ・ホールディングスは10月10日、事業構造改革を断行すると発表しました。コンビニエンスストア最大手のセブン-イレブン・ジャパンについては、加盟店に課しているインセンティブ・チャージを減額する一方、19年下期以降、約1000店舗の閉鎖・立地移転を進めるなどして不採算店の整理を加速します。

ロイヤリティーの引き下げは大きなインパクトであるけど、それ以上に店舗の5%程度に該当する1000店舗位を閉鎖したり移転するってのは結構大きな話。デパート群の人員削減も大きな話だけど。

コンビニはこれまではイケイケドンドンで店舗数を増やしていたけど、鉄道との提携が目立つようになってきた辺りで、一般地域への出店は飽和状態なのかな、という感はあった。商圏が重なると客を食い合うからねえ。それにしても店舗数トップをいくセブンで減らしていくってのは結構大きなインパクト。

偶然ですが2019年9月時点では大手コンビニ3社はいずれも前月比で店舗数を減らしています。


セブン-イレブン 20093店(-24)
ファミリーマート 16499店(-8)
ローソン 14673店(-48)

店舗数動向を見るに、3社ともここしばらくは飽和状態なのか横ばいに近い動きを示しています。またコンビニ業界全体でも、コンビニ同士の商圏の食い合いが生じているせいか、店舗当たりの客数は減少を続けており、客単価の上昇と店舗数の増加で、全体的な売上増を示す状態が続いています。3社とも、そろそろ飽和状態との認識に基づいた整理統合を模索しているのかもしれません。

不採算店の閉鎖や合併で収益体質の改善を図る施策は、以前マクドナルドでも大規模に行われており、こちらは成功を収めています。


これはヤフー側の方のコメント。今日明日中に更新するってことでデータを先日精査したんだけど、違和感を覚えてチェックしたら、大手コンビニは直近月ではいずれも前月比でマイナス。ファミマは例のサークルKサンクスとの統合でどたばたしてるから仕方がないけど、セブンとローソンも減っていたんだよね。ああ、これ、例のマクドナルドのリストラ的な動きと同じなのかな、と思っていた矢先に今回の話。

それこそ歩いて5分以内にコンビニがあるってぐらいになるのが便利さとしてはこの上ないけど、それで経営が成り立つか否かというのは別の話。公的機関ではないのだから、あまり無理をする必要は無いのだけどね。スケールメリットも良かれ悪しかれ。

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このページは、不破雷蔵が2019年10月11日 07:03に書いた記事です。

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