高齢者の数と2.09という値

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同日時点で前年比32万人増の3588万人と過去最多となり、総人口に占める割合も28.4%で最高を更新した。この割合は世界201の国・地域で最も高い。超高齢社会を見据え、医療、介護、年金といった社会保障制度改革や労働力不足などの課題に早急に取り組む必要性が改めて浮き彫りになった。

先日統計局から発表された敬老の日にちなんだ各種データのお話。夕方以降はこれへの対応でどたばたしまくって今日もいくぶん寝不足ではあるのだけど、ともあれ高齢者が増えていることは事実で、さらにいえば例の団塊の世代の影響で、高齢者の中でもさらに高齢な人達の数の増え方が盛り上がる気配がある。

で、コメントにもあったけど、高齢者を現役世代が支える度合いを算出したのが次の一覧。

本日発表された値を基に高齢者を支える現役世代比率(65歳以上を15~64歳で支えた場合の比率)を算出すると2.09となります。つまり現役世代2.09人で高齢者1人を支える計算です。


この値について高齢社会白書の最新版の値を基に予想値も含めた算出結果は次の通り。

1950年 12.06
1960年 11.20
1970年 9.75
1980年 7.40
1990年 5.77
2000年 3.92
2010年 2.77
2015年 2.28
2018年 2.12
2019年 2.09
2020年 2.05
2025年 1.95
2030年 1.85
2035年 1.72
2040年 1.53
2045年 1.42
2050年 1.37
2055年 1.36
2060年 1.35
2065年 1.34

高齢者の定義や支えの概念の転換や、現役世代の保護の拡充が迫られているのでしょう。


現状でも無理っぽいのに、今後さらに負担が増える計算。このような状況ならば最低限現役世代を増やすなり、財力を底上げする施策が必要なのに、現状ではリリースは押しなべて高齢者優先になっているので、現役世代の数は漸減するわ、財力は削られるわという逆の方向性。シルバー独裁とでも表現すべきか。

色々と概念からひっくり返していく、調整をする必要があるんだろうな、と。

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このページは、不破雷蔵が2019年9月16日 06:42に書いた記事です。

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