消費税とか法人税とか

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以前から何度か触れているけど、消費税の大義名分は安定税制。でも景況感がよい時も悪い時も一定の税収が得られるようにってのは、一般市民にとってはデメリットでしかない。病気で働けない時とか、体調不良で休みの日が多かった時でも、元気でフルスロットル状態で働いていた時と同じ税を納めろってことだからね。理論的に。

メリットと主張している事が、実はデメリットではってのは重要な発想。


で、代わりに的に下げられようとしている法人税だけど、国際比較云々は別にして、むしろ上げるべきではないかというのが持論。代わりに日本にお金が落ちる形での軽減措置を大いに盛り込む。日本にお金を落としてくれるなら、どんどん結果論としての法人税が安くなるよ、というもの。直接法人税として徴収するより、間接的に国益になるような誘導をした方がいいってわけだ。結局税収も国全体に用いるための財源とするのだから、だったら直接まいてもらおうという次第。

こういう誘導式の経済方策って、ホント、官僚のやる仕事の一つだとは思うのだけどね。仕事しろ、という。

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このページは、不破雷蔵が2019年8月10日 07:14に書いた記事です。

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