三菱UFJと三井住友のATM相互開放という話

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三菱UFJ銀行と三井住友銀行は9月22日から店舗外のATMを相互開放する。両行の預金者は相互開放先のATMで平日の日中に現金を引き出す際の手数料が無料になる。両行は合計で600~700程度のATM拠点を廃止する予定だ。インターネット経由の決済や振り込みが増える中で、管理費が高いATMを減らす。

現時点で両銀行とも正式発表の類は見つからなかったので、そういう話があるかもしれないよね、というレベルの確証性。ぱっと見だと両行の口座持ちなり振込先口座がある人は別の銀行宛だから手数料がかかっちゃうよな、という躊躇が無くなるので、ちょっと便利かも、というところではあるけど、よく記事を見れば分かる通り、両行のATMを同一銀行扱いにすることで、地域的な重複感を減らしてATMそのものを減らしてしまおうというだけの話。何か理不尽な話ではある。両行ともATMはそのままってのならまだいいんだけど。


で、指摘されている通り、元々ATMってのはコスト削減のための存在だったはず(支店をつくるほどの集客は期待できない、コストはかけられないけど顧客サービスは提供したいという場所への投入)なんだけど、それすらコストの上で採算が取れないってのは色々と思うところが出てくる。

それとともに、スマホの重要性がさらに高まっている事の再認識もさせられるわけだな。充電ポイントを増やそうってのはもっとも至極な話。街路灯なり電信柱に太陽光発電ユニットを併設させて、その電力を自由に充電に充てられるような仕組みとか......って管理メンテが大変なことになりそうだ。やはりコンビニかな。いや、いっそのことATMにその類の機器を併設させるのもありかもしれない。

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このページは、不破雷蔵が2019年6月29日 06:51に書いた記事です。

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