単純作業職の求人倍率と職の二極化と

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よく見てみるとパターンが当てはまっていない職種もあるし、これはあくまでも東京都のものだから地域によっても傾向はまた別だし(平均時給とかの地域差ってのも結構職種の偏りとかなどの地域特性による所が大きい)、求人倍率は職種の難易度だけに縛られるわけじゃないけど(元々労働力提供プールが小さいところに需要が一気に来ると倍率はめがっさ上がる。サブプライムローン後の食料系先物が急騰したのと同じ理屈)。

指摘されている通り、おおよそ簡便な職種、資格や技能がいらない職種は求人倍率が低い、つまり人が余っている状態で、専門職的なところは人手が足りないという感じ。要は人が手掛ける仕事の高度化・専門家で、オールマイティな仕事は人手不足感はさほど無いという状態。

昔からこの類の傾向は指摘されてきたけど、機械化や自動化、AI化が進み、汎用性の高い、ハードルの低い、誰もが資格や経験が無くともできそうな仕事は自動化されてしまって、人手をさほど必要としなくなった感じ。ミスマッチの進行という指摘はなるほどではあるし、以前AIや機械化の話でPewResearchの調査結果を記事にした時にも書いたけど、世界共通の問題点ではあると思う。

まぁ、自転車や自動車が普及して飛脚の仕事が無くなったようなものではあるし、最近ではレジの自動化でレジ打ちの仕事が減って来たよね、とかね。


「条件が厳しい」ってのはいくつか意味があって、単に労働対価がまともなレベルで無いって場合もあるし、そうでは無くて超えるハードルが高くなっているってのもある。資格が無ければ、学歴が無ければ、スキルを持っていなければ。RPGだったら冒険者レベルが一定以上ないと受けられないミッションばかりでした、自分はまだ低いので近所で薬草取りしかできないな、的な。

機械とかAIができることは現行の技術では限られているので、それに任せられる領域のものってのは必然的にハードルが低いものとなる。で、そういうのを任せてしまうと、これまで人がやっていたことが低コストで可能となるので、企業側としてはそちらに投げてしまって人を雇う必要が無くなる。これは企業にとってはメリットだけど、今までそういう仕事を受けていた人には仕事が無くなるよ、ということを意味する。

自分を鍛えなければいけない時代ではあるし、色々な意味で二極化、区別化が進みそうだなという感を覚える話には違いない。

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このページは、不破雷蔵が2019年5月17日 07:08に書いた記事です。

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