電気が足りない生活

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震災以降は実際に計画停電をはじめとした電力制限が続いていたし、今でも需給は結構厳しい状態が続いているし、特に北海道管轄では高リスクな状態にある。にもかかわらず、あの当時から一般の人だけでなく専門家や報道、さらには政治家界隈でも「電力は足りている」というドヤ顔発言が相次いでいるし、ネタなのか承認欲求なのかマジなのか分からないような主張ぶりに、どこの世界線に生きているのだろうかとすら感じてしまう。

政情不安定の某国で大規模停電が発生し、その原因から復旧の兆しが立たない的な話があっても、相変わらず大した問題ではないとの主張を成している人達が少なからず見受けられる。単なる無知なら学べばいいまでの話だけど、震災からまだ10年も経過していないのに、君は一体何年生まれなんだね、というツッコミすらしたくなる。

現代社会では電力は命綱。安定した形での供給が無いと、言葉通り命にかかわる。例えるなら、空気の供給が不安定になる、一時的に非供給となるようなものだ。スペースコロニーでの空気損失事故みたいなもの。


電気が止まることによる支障は他にもたくさんある。常時通電が前提の工業機械はすべて止まる、台無しになる。冷蔵庫の類は中身が全部お釈迦。納豆とかヨーグルトとか薬品関係とか化学製品。輸送関連もほとんどダメ。要は前近代的な状態に戻ってしまう。

まぁ、フンダラ騒いでいる方は、騒ぐことが目的だったり、深く考えることが苦手なのだと思いたいけどね。

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このページは、不破雷蔵が2019年3月11日 07:33に書いた記事です。

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