健康的な食生活は高くつく

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なんか先日某省の官僚が糖尿病は贅沢病だ、怠け病だ的な発言をしたようで、色々と話題に上っている。確かに糖尿病患者やその予備軍の一部にはそのような指摘をされても仕方が無い生活をした結果の人もいるのだろうけど、多分はそうじゃないパターン。肥満と合わせ、昨今の場合はむしろ貧困だからこそ食生活が貧しくなり、その結果として肥満とか糖尿病に、ということがある。

漫画の表現のように、お金持ちの人が毎日のようにテーブルからあふれんばかりのごてごての高級食材を食べまくったり、間食としてケーキやチョコをいつも口からあふれ出すぐらいに食べていたら、おふとり様になって糖尿病にもなったってのはテンプレパターンで分かりやすいけど、実際にはそういう事例はどれぐらいあるんだろうか、的な。

実のところ金銭面での貧困は、栄養の偏りと肥満化をもたらしやすい。実体験で知っている人も多いはずだ。安上がりに空腹感を満たそうとすると、どうしても栄養は偏るし、太りやすくなる。糖尿病にならないようにするのには避けなきゃいけない傾向にまっしぐら。

だから食にある程度の投資ができる、リソースを配分できるようにすることが、食生活の改善をもたらし、糖尿病に限らず現代病などの発病リスクを減らすことが出来る。もちろん食生活の上での正しい知識の啓蒙も欠かせないけどね。金銭的余裕が出てきたからジュースを飲みまくろう、チョコやケーキを食べまくろうでは何の意味も無い。

病気にかかったら治せるような状況を作るより、病気そのものになりにくい状況を作る方が、実は安上がりだったりする。短期的には見えにくい事実ではあるけどね(実のところこれも年齢上の一定ラインを超えると疑わしくなるのだけど。加齢による必然体現化するリスクとの兼ね合わせが出てくる)。


で、結局のところ、世の中ゼニ。何か乱暴っぽく聞こえるけど、一番スマートでストレート。お金で解決できるものはすっぱりと解決した方が、結局は楽で安上がりとなる。下手に節約とかケチったりすると、上手くいくときは得をしたように思えるけど、実際にはリスクも跳ね上がる場合が多いし、リスクが体現化すると余計にお金がかかるもの。牛丼一杯無料で食べるために寒空に数時間も並んでいたら、翌日体調不良で一日休まなきゃならなくなった、という感じ。

「金で解決できないものもある」ってのは「金でほとんど解決できる」と同意だからね。

また、自炊云々については、自炊が健康的かどうかというレベルで首をかしげてしまう時代となっている。食材の管理とか調理上のリスクを考えると、昨今では中食の選択がベストでは、というケースも多くなっている。そこまで技術は進歩しているのだな。世帯人数が減少している昨今では特に。

余談として。経年で平均的な摂取カロリーが減退しているってのか時々話題に上るけど、実はこれが一因かなあ、と思ったりする。カロリーが高い、即豊かな食生活では無いってこと。もちろん年齢階層別人口構成比の変化とか(高齢層の方が低カロリー摂取量となりやすい)、労働力の変化とかもあるだろうけどね。

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このページは、不破雷蔵が2019年3月 6日 07:37に書いた記事です。

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