回転寿司が回らない時代

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なぜ、同社は路線変更に踏み切ったのだろうか。法師人社長は「全体の売り上げに占める注文率が8割を超えたため」と解説する。お店では、回転レーンの上をすしがぐるぐると回っている一方で、自分の好きなものを注文して食べるお客がどんどん増えていったことがデータから明らかになっていた。注文率が増えた背景にあるのは「できたてが食べたい」という顧客の心理だと見られていた。

今やラインアップ的にはファミレスと何ら変わりは無い状態となりつつある回転寿司。残る要素は回転するお皿ではあるのだけど、それすらパージするお店が登場し、好評を博しているという。説明を読むと、注文して直接食べたい客が増え、その需要に応えるためには回転させずに出来立ての寿司を提供した方がよいという結論に至ったかららしい。もう少し進歩させると、高級寿司店の表現の仕方として使われる「回転しない寿司」に一歩また近づくよね...というか、論理的にはそれに近いのかも。

それでもなお回転させた方がよい具材もあるのだろうけど、生もの系は確かに作りたての方が美味しいに決まっている。合理的ではあるし、記事内で指摘されているように他にも色々なメリットがある。

100円で購入できなくなった100均ショップのようなイメージもあるけど、試行錯誤の中で少しずつより良い方向性のものに進化していくのだろうし、この方法では駄目だ、やっぱり回転させた方がいいという環境下では、お寿司は回転し続けるのだろう。ビジネスモデルとしてのテンプレ化は難しくなるけど、よりよいものを提供してお客を満足させ自分も利益を得るという客商売の原則に従うのであれば、悪い話ではないに違いない。

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このページは、不破雷蔵が2019年3月 4日 06:58に書いた記事です。

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