プロジェクションマッピングで壁のイラストに命を吹き込む方法

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動画で見てもへーと感心してしまうのだけど、リアルで見るときっともっとずっと驚くに違いないであろうプロジェクションマッピングの使い方。壁に描かれているイラストに対応する形で動きの部分をプロジェクターか何か(撮影者の上部辺りに設置してあるのがちらりとカメラのパンで見えている)で投影して動かし、絵の要所要所が動いているように見せるというもの。

重ね絵的なものだけど、動くように見えるものと見えにくいものが出てくるので、見える部分はどこだろうかなということで髪の毛回りに注力したのか、という気がする。例えば目の部分のウィンクしているのをプロジェクションマッピングで開いたり閉じたりするように見せるってのは、色合いとか面積の事情で難しいのだろう。ただこれでも、壁のイラストの息遣いが聴こえてくるというか、動いているように見えるし、「注目させ、目を留まらせる」という広告の目的は十分以上に発揮していることになる。

以前光が丘駅の地下階段の部分にあるプロジェクションマッピングの動画を紹介したことがあったけど、コンセプト的にはあれと同じ。ただこちらの方が下絵を上手く使っているという点ではけた違いに素晴らしい。

無論、下絵との連動性や自然に動きを見せるための技術は並大抵のものでは無いし、それなりにコストはかかるのだろうけど、指摘されているような色々な可能性が見えてくるのも事実。面白い話には違いない。

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このページは、不破雷蔵が2019年1月27日 07:06に書いた記事です。

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