新聞の中身の可視化と実情と

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今朝起きてみたら朝日新聞の記者が反ワクチンに関して色々とあり得ないことを述べていて、それに対するフルスロットルのツッコミが四方八方から。いつものことだけど、それで済ませるのもアレだなあということで覚え書きも兼ねて。

今件に限らないけど、ソーシャルメディアによる可視化ってのは、色々な意味での情報公開ということになり、その観点では新聞社側の立ち位置で考えると失敗したのではという結論に至る。化けの皮がはがれたというか、実情が暴露されたというか。カッコイイ舞台俳優の素顔や日常生活が乱雑で極悪で人で無しだったらどういう見方になるのか、というのと同じ。

ただ多数の経験則の限りでは、この問題的な可視化とか暴露に関して、本人や新聞社も含めた報道組織側は、むしろ誇らしい、あるべきものだと考えている筋がある。スットコで反社会的な言及でも、それは正しい、むしろもっと喧伝して浸透させるべきだという認識があるようにすら思える。ああ、あれだ。反社会的な新興宗教の信者がオルグ活動をしているようなものだ。自称正義の力を振り回す悪の組織とか、どこの喜劇だろうか。


このような状況は「最近になってから」という指摘もあるのだけど、それは多分少数の要素で、多分は「元々だったのがバレただけ」というのが正解かなというのが個人的感想。無論それを裏付ける統計やら調査は無いのだけど。

情報の質が多元的に変化して色々と精査できるようになって、しかも情報を自ら開示してくれるようになったものだから、色々と分かるようになってしまった。けれど当人たちは全然実情を理解しておらず、同じ事を繰り返す、さらにはエスカレートしていく。

裸の王様が自分の姿に気が付かないままずっと過ごしているような感じではある。

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このページは、不破雷蔵が2019年1月22日 07:23に書いた記事です。

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