図書館の手帳を通帳仕立てにする仕組み

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2018年3月にリニューアルオープンした杵築市立図書館。9月には来館者が5万人を突破するなど、市民らの"学びの場"としてにぎわっている。読書通帳の導入や医療・介護との連携企画など、利用者を引きつける同館のユニークな試みを取材した。

おそらくは紙媒体版の記事で後半部分に書かれているはずなのだけど、ウェブ版ではばっさりきられて何が何だか分からない状態の写真。これ、「読書の記録」なる購読記録手帳で、本を借りると貸出日やタイトル、著者名だけでなく、本の元々の価格が併せて記録され、銀行の通帳みたいな雰囲気になっている。無論、引き出すことは無いので、借りた分だけ本の定価が積み増しされ、月次の小計なども表示される。まさに本の貯金的なもの。冊数とは別の、何だか面白い、そして自分の購読が数字になって表れる面白い仕組み。

こういう話をすると必ず「読書は金銭とは別物」「本の定価で価値を判断させるようでよろしくない」などの話が出てくる。けれど、本を読む、借りるという行為の後押しをする仕組みとしては面白いし、可視化という観点でも理にかなっている。法的な問題もまったく無し。

個人的には色々な図書館でどんどんこの仕組みを導入してほしいかな、という気がする。

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このページは、不破雷蔵が2019年1月 9日 07:25に書いた記事です。

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