ローソンの書籍棚設置店舗が4000店舗にまで拡大していた件

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ローソンは、2014年6月から書籍棚の設置を開始いたしました。近隣に書店の無いローソン店舗を中心に設置を進め、現在書籍棚設置店舗は約4,000店舗に拡大しています。横幅60cm、高さ120cmの書籍棚を2台設置し、映画・TVドラマの原作本や著名作家の文庫など話題性の高い書籍や、雑学や料理・健康の実用書などの生活に役立つ書籍など、約80~120アイテムを各店舗の売れ行きに応じて品揃えしています。導入店舗では女性やシニアのお客様を中心に書籍をお買い上げいただき、未導入店舗と比べて1日の書籍売上高が2倍以上になっています。

先日の大手コンビニでの「成人向け雑誌」の取り扱い中止の件で「コンビニでの雑誌需要はもう採算が取れないレベルなのでは」的な話も出てきたけど、一方で書籍関連は数年前から逆に浸透させようという動きも生じている。ローソンのこの棚の動向は決算短信補足資料にもほとんど出てこなくて、いったいどうなってたのかな、失敗だったのかなという感もあったけど、棚設置店舗がいつの間にか4倍にまで増えていて驚くばかり。

「導入店舗では女性やシニアのお客様を中心に書籍をお買い上げいただき」ってのは想定の通り。見方を変えるとコンビニ時点の来店者にその属性の人が増えているって証でもある。他方「未導入店舗と比べて1日の書籍売上高が2倍以上になっています」ってのは、元々棚が無い店では書籍はあまり置かれていないのだから、単純に書籍の売上高だけで比較するのはどうかな、という感もある。単位面積当たりの売上やら利益やらも勘案しないと、利益のあがるアイテムかどうかは判断しにくい。

ただ、来場者に「ここにいけば新作書籍がある」という覚えをしてもらうのはポイントが高いよね。他方、店員にこの系統のスキルも求められるので、ますます大変だなという感じがする。

今回はローソン限定本も出すとの事。コンビニ限定本としては一部で再版コミック誌が「コンビニ本」ってことで出ていたり、セブンが独自に「ヒーローズ」を展開しているけど、書籍で、しかも1社独占でってのは珍しい。色々な思惑があったのだろなあ。ただこれって、4000店舗規模になったからできるってことで、その観点ではローソンの目論見通りの話となる。問題はどれだけ売れて利益が得られるか、だけど......今後展開が拡大していけば、成功でしたってことになるのだろうな。

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このページは、不破雷蔵が2019年1月31日 06:42に書いた記事です。

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