ツイッターは1ツイートが140文字しかないからこそ

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俳句や短歌のようにキツい文字制限の中で色々と意味を込めるのが好きな人には、ツイッターってのはステキナイスなツールにしか見えないのだけど、同時にそれを濫用されたらまいっちんぐではあるっていうお話。

確かに暗にそういうことを含めているんだよ、という意図の下にツイートする場合も多々あるだろうけど、それでも書かれていない以上、相手がそれを確定することはできない。超能力者じゃないんだから。

けれどそう考えているに違いない、そう思っているに違いない、そういう意図の下での発言に違いないという考えで、相手の発言を勝手解釈して憤激したり反論してくるケースが多々ある。「お前は何を言ってるんだ」「言葉が通じるのに話が通じないという...」的な状態になる。あるいは電波ゆんゆん。どこか別の世界線からの来訪者かな、と首を傾げることですらある。

「妄想は自分の中で解決してほしい」。まさにその通りで、それを他人に訴えかけたり同意を求めるのは、空想作家になることをお薦めするよとアドバイスしたい話でしかない。


勝手読みをするのは勝手だけど、それを相手に押し付けるな、書かれている情報をまずは読み取れ、ってのはツイッターに限らず一般の情報のやり取りにおいても大切。情報を通して透けて見える背景などを想起し、それを補足情報として加えるとか推論として構築するのはいいけれど、まずは存在する情報の判断が何より大切。

......ってここまで書いて気が付いた。勝手解釈とか妄想を事実としてとらえて棍棒代わりに振り回すのって、今の報道が日常茶飯事的にやらかしている行動パターンだ。だから慣れてしまっているかもしれないな。

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このページは、不破雷蔵が2019年1月15日 07:37に書いた記事です。

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