医療施設にスマートスピーカーがやってくる時代

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病症で本当に身動きが取れなくなったりそのような活動が不可能になるのであれば、ナースコールも仕方が無い感はあるのだけど。当方も入院中にそういう指示を受けたし相席の人がまさにこんな感じだったのだけど、自分で容易にできること、病症に負担がかからないようなことであれば、積極的に自分でやった方が良い(当方はむしろやりすぎて怒られたぐらい)。

にもかかわらず、指摘されている通り、自分が病人だという認識を濫用して殿様モードに突入する人が少なくない。昔の家庭のお父さん的なところ。まぁ、大枚払ってそういうことがOKな病院にいるのならともかく、ね。

そういうこまごまとした雑用は、あるいはオートメーション化した上で、スマートスピーカーにやらせたらどうだろうという考えは、非常に合理的ではある。ただ単純にスマートスピーカーだけだと色々な機器との連動が必要なので、ある程度走行ができるロボットとの組み合わせになるのかなあ、というのが個人的感想。例えばテレビのオンオフとかカーテンの開け閉めとかベッドの角度調整とかぐらいなら、スマートスピーカーだけでもできるのだろうけど。

それと病室である以上、声で命じるとなれば個室である必要がある。相部屋だと他人の声とごっちゃになって命令がえらいことになりかねない。指向性のあるマイクでも難しいだろうなあ。この辺りは単に性能が云々というよりも、設計思考の段階で色々と考えねばならないレベルなんだろうな。

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このページは、不破雷蔵が2018年12月 4日 07:08に書いた記事です。

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