ポケベルのサービスが来年終了

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全国で唯一「ポケットベル」を使った無線呼び出しサービスを展開している東京の通信会社が、来年9月末でサービスを終了することが分かりました。携帯電話やスマートフォンが普及する中、ことし、登場から50年の節目を迎えたポケットベルは、来年、役割を終え、姿を消すことになります。

ポケベルってのはベケットベルの略で、説明にある通りこれを使って無線で呼び出す通信サービス。数字が表示できるタイプが出てからは、その数字を暗号化したり色々と語呂合わせをして意思疎通をすることが流行ったわけだ(その当時はもちろん携帯電話は無い)。ちょいと調べれば数字の組み合わせでどうやって読ませるのかという符丁一覧みたいなものもあるし、漫画などでもよく登場していた。

現在は普通の人は使っていないけど、電波受信性能が高いこと、電磁波の問題がクリアされていることから、医療関係者の間で使われることが多い...けど、すでに4年前で新規利用受付は終了されているし、今回サービスそのものも終了との事。まぁ、民間企業だから稼げないのならば仕方が無いよね。医療関係者も今ではPHSを使っているし。

ただ、事業が終了すると、その後は「こういうサービスがあったよ」という記録が残るだけで、どういうものかを再現することは不可能になる(疑似的に作ることはできるけど)。この辺りはオンラインゲームの問題と同じだなあ。まぁ、半世紀も持ったんだから、スゴイ方かな。

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このページは、不破雷蔵が2018年12月 3日 06:42に書いた記事です。

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