余裕が相当量無いと怖い症候群

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新しいiPad Proはステキナイス過ぎて「お客が本当に求めていたもの」がそのまま登場した感じという評価が多々あるのだけど、こういう話は初めて聞いたので、ちょっと驚きできでもあるのとともに、何となく理解できる気がする。当方もデジカメを買う時には必ず予備電池を同時に調達して、持ち歩く時はその予備電池も一緒に。早々電池が切れることは無いのだけど、使っている時に切れたらどうしようという懸念を覚える。だからこそ、外回りのデジカメではその辺の心配がさほど要らない、乾電池型のを強く求めていたりする(専用の電池は結構高いし、だからこそ万一紛失したときのダメージも大きい)。


これって指摘されている通り、実際にはさほど問題は無いような技術が導入されているのだけど、それでも余裕があることが安心感につながるっていう良い例かな、という感じがする。確かに充電状態のマークが半分以下に削られていると、ヤバいって感じになるものね。トイレも少し催した時に「もし今後トイレがしばらくなかったら」という想定をすると、今のうちにしておかねば......というのを、子供連れの母親が子供に「どうしてさっきトイレに行っておかなかったの」というお叱りを電車内でしているのを何度も見たことがあるだけに、考えてしまう。あるいはトイレがある車両を選んで乗り込むとか。

保険的な考えはとても大切だし、それこそ「こんなこともあろうかと」ということができる余裕は持っていたいけど、それが過度なものになると無駄なものが増えるし負担も大きなものとなる。昨今の当方の大規模サルベージもその辺が遠因なのかなあ、という気もするし。

まぁ、この辺りはまさに感情的な問題なので、個々の感性によるところが大きいけれど、情報を正しく認識できればその感性ですら最適化できることになる。ある意味、割り切りができるってことかな。今件でも「数分充電できれば楽に2時間使える」という情報を知っていれば、予備の充電用端末などいらんがな、という判断に切り替わるってケースは結構多そうな気がする。

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このページは、不破雷蔵が2018年11月15日 07:54に書いた記事です。

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