中食的な自炊で食生活改善の話

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「買い物に行き、その場で献立を考えられる」「食材の質と値段のバランスを考えつつ、買い物ができる」「買った食材と家にある食材を取り混ぜて、数日間の献立を作り回していける」「なおかつ栄養バランスを考えられる」――フードライターの著者は、上記の能力を「自炊力」と名付けた。

要は外食ではないけど完全な内食でも無い、中食と内食の中間みたいな感じの食生活はどうでしょうかというお話。中食もチョイスの良し悪しで随分と違ったものになるし、手を加えることで内食にぐいっと近づいてくる。少し前までは総菜を夕食に加える事自体まかりならぬ的な話もあったぐらいだけど、今では随分と違ってきたよなあ、という感が。

コンビニや食品スーパーの浸透で食生活も変化を示している。エンゲル係数が上がっているのも、そういうサービスを使って食を楽しもう、楽をしようという傾向が強まっているため。その観点ではこの本はとても興味深い切り口に違いない。まぁ、個人的には批判的な意見を持つ人たちへの皮肉も込めて「ものぐさ飯」とでも名付けたいところだけど(当方は今件のような中食アレンジ的な話は大賛成)。

発想の転換だと思うんだよね、この辺りって。それを料理とは言わないっていう意見もあるだろうけど、美味しくいただけで栄養バランスもしっかりとしていて健康的なものとなるのなら、どのように呼ばれたって別にいいじゃん、という気がする。

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このページは、不破雷蔵が2018年11月14日 06:51に書いた記事です。

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