手作りの労苦に価値が無いとするお客に対して

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某テレビ番組で「ハンドメイドの作品の原価はこんなちょっぴり、大儲けできるよ」的な話をやらかしたものだから、いわゆる原価厨的な界隈が降ってわいたという話。まぁ、昔からこの類のは一定数存在するのだけど、テレビというバズ力の大きなものが喧伝すると、より浸透してしまうのも否定できない。洗脳というか、扇動と何ら変わりないからねえ。

語っている側の心境がどこにあるのかはケースバイケース。本当にそんなことを考えているのかもしれないし、そういう話が合ったから持ち出してみて、値切ることが出来ればラッキーといった形でやってみなけりゃ損だ的な感覚なのだろう。1円パチンコどころかゼロ円パチンコ的なもの。

ただ指摘の通り、作り手側の投入リソースを考慮できないような人に対しては、その行動がたとえ「物は試しに、通ったらラッキー」的な考えによるものだったとしても、相手にするだけ無駄な気がする。

そういう価値基準・判断をするということは、その時点だけでは無く、今後自分と何らかの取引をする時にも、それを持ち出す可能性があるから。売買の状況でも話をするだけ無駄で、お引き取り下さいでオシマイ。下手に説明とか説教とか教示をしたとしても、リソースの浪費となるのがオチだろうし、第一そういう対応をする義務はどこにも無い。

ハンドメイドに限らず、創作物全般、さらには人が手掛けるものすべてにおいてそうなんだよね、こういう話は。原材料費でしかそろばん勘定ができない、理解ができない人には「あなたの原材料価格は832円ですね」とでも返せばいいのかなあ、と藤子・F・不二雄大全集SF・異色短編での未来からやってきたカメラ行商人の話を持ち出してみたりする。

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このページは、不破雷蔵が2018年11月 9日 07:06に書いた記事です。

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