欲しい本が本屋に無い

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タイトルのワードは衝撃的でもあるし、あるある話的な内容でもある。当方も時折デパートの本屋コーナーに足を運び、お目当ての定期発刊誌を購入しようとしたら見当たらず、店員に確認したら「そもそも配本されていません」なんてことが結構あるし、運よく見つかって、せっかくだからちょいと見回って欲しかった別の本を探してみたけど全然ないよね、的な。

理由はいくつも考えられるし、そのいずれもがリアル店舗での本屋の問題点となっていると思う。書籍の多様化によるリアル店舗でのカバーしきれない問題とか、購入する側の趣向の多様化、リアル店舗側で売れ筋の本ばかりを取り扱うようになる、などなど。あるいは検索慣れしてしまって、購入側の「欲しい本を見つける」能力が落ちてしまっているのかもしれない。

ただ、指摘にあるような、アパレルが進んでいる方向性の一つ、実店舗はサンプル展示店でオンラインで注文ってのは、いわゆる「ショールーミング」に通じるところがあるし、「成恵の世界」に登場した別世界&未来のコンビニそのものなので(またマイナーな話を)、十分ありうるかなあ、と。むしろAmazon Go辺りがこの方向性を進むような感じではあるのだけど。


オンラインではブックカバーはしてもらえない。これは確かにその通り。ただ、プリンタ用のデータ提供で代替できうるし、さらにはブックカバーのみの提供サービスなんてのも登場するかもしれない。

新しいインフラの登場・普及に伴い、既存インフラは環境の変化に伴う進化を求められている。そんな感じではあるのだけど。リアル店舗の本屋の長所、必要性を維持しつつ、環境変化に対応するって、どのような方法論があるのかなあ、と。

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このページは、不破雷蔵が2018年10月26日 07:58に書いた記事です。

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