人工肉が今熱いとの話

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具体的な資料が欲しいところだけど、確かに小耳にはさんだ限りでも、動物愛護の観点だけでなく、資源量の問題とかコストパフォーマンスの観点で、牧畜をするよりは植物から肉を人工的に作るとか、さらにはタンパク質そのものを培養した方が省エネになるって話は随分と前からある。

SFなどでも肉は人工生成のものがメインで、自然生成のものはレア扱いって設定、結構あるよね。今でも精進料理から発展した形などでの、大豆などからの疑似肉類は結構出ているし、なかなか美味なものもある。

人工肉が容易に生成できるようになると、食用はもとより、指摘されているような生体組織としての生成物との考え方で、人工臓器やら、生体建材としての活用ができるようになる。「ドミニオン」に出てくる生ものの建物ってのもごく普通の感じ。

「火の鳥」の未来編における「生き物の境界線とは」的な話にもなるかも。生物としての成分は作れるが、生き物にはならない、魂が宿らない、という。ロボットと機械化人間とサイボーグと生身の体との境目が曖昧になるよね。


漫画なんかで描かれていたシーンが、リアルなものとなる時代。そういう時代も、あり得ないではなく、そう遠く無いかもな、と予見させてくれるお話ではある。

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このページは、不破雷蔵が2018年10月15日 06:18に書いた記事です。

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