技術料を「今はこれで稼いでいる」と揶揄する話を見て

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以前の話の時にも少なからず首を傾げるところがあったのだけど、某パソコンショップにおけるスマートフォンの設定技術料を指して「今はこれで稼いでいる」的な、揶揄する発言がちらほらあり、それを肯定する意見が多々あったのを見た時の感想。該当するツイートそのものはあえて引用しないけど。

このような、技術とか作業に対する対価の考え方を誹謗中傷するような意見を持つ人がいること自体は否定しないけど、それに同意するような話がはびこるからこそ、技術や論理的考え方を軽視するようになってしまうのだなあ、という残念感を覚えさせるを得なかった。

第一、書かれてあった設定技術料を暴利とか荒稼ぎの料金とツッコミしている人達は、「自分達の技術が相応にあり、そんなことは楽にできる」と考えているのだろうか。「できない人に技術的な設定をすることのコストがいかに大きなものか」を理解した上での発言なのだろうか。


実際にはケースバイケースで指摘されたパターンがすべてというわけでは無いけど。以前別の記事で指摘したような内容も盛り込まれていたりして、色々と納得できる部分はある。教えて君の話とか、料金のハードルを敢えて上げて防壁代わりにしているとかね。ちなみにBlasterってのは検索すれば分かるけど、2003年あたりから大流行したWindowsに関わるウィルス。

目に留まったものすべてにいちいちその場でツッコミを入れていたらきりが無いし、心身ともにオーバーフローを起こしてしまうのだけどね。それでも今件は覚書の形で記しておかねばならないなあ、という思いがあったので、こんな形で。

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このページは、不破雷蔵が2018年10月 4日 06:46に書いた記事です。

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