自分の感情判断「キモい」で区別をすること

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当方は直接面と向かって言われたことはないけど、間接的にこのような扱いを受けたことは何度かあるので、色々と複雑な気分になったりもするお話。

「キモい」≒「オタク」≒「自分の理解の領域外にある存在」的な流れで、それっぽい存在を叩くって「仕草」が正当化され、大手を振って実行されていたってのは確かにある。まぁ、一般社会における最低必要な清潔感は求められるし、そのラインを割り込んでいるのなら問題外だけど。

外見にコスト云々ってのは結局、他人に自己を表現するための意思表示の手段であり、その手段が多様化した今では、絶対的なウェイトが生じなくなった、方法論としても多様化したことになっているまでの話では無いかな。だから、服装の最先端を追うことがカッコよくなくなったわけでは無く、カッコいいの一つに過ぎなくなったまでの話。

ハイテクを使いこなしたり、数量的な実態を上げることもまた、他人に自己をアピールするための指標の一つとなっているし、それを容易に披露することができるのが現代。剣しかアピールできなかった時代から、槍とか弓矢とか、さらには魔法とかも使えるようになって、それぞれの個性を披露できる時代、的な。ベクトルの多次元化。


服装も結局価値観が変わるまでの話でしか無く、例えば縄文時代の服装をしているとキモいと言われるかもしれないけど(その前に職務質問受けるな、きっと)、服装やアクセサリの最先端を追いかけても忌避対象にはならないとは思う、というかそこまではいかない。以前のオタクと言われていた人達の趣味や嗜好のことを「キモい」と指さす人たちと同じになってしまう......

......とここまで書いて、ああ、ありうるかもなというのもあるし、「時代の最先端を行く服装」として報じられているものが、なんだか変な感じに思えてしまうのも、忌避こそしないものの、感覚のずれってのを覚える。

服装に関しては、当方は漫画の「服を着るならこんなふうに」は好感触だったりする。まぁ、当方はサイズの問題もあるし、そちら方面のセンスは無いし、気にもしないたちなので、せいぜいユニクロぐらい、多くはデパートのPBどまりだったりするのだけどね。でも一方で「王様の仕立て屋」も好きだったりするからたちが悪い(笑)。

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このページは、不破雷蔵が2018年9月22日 07:13に書いた記事です。

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