積み書籍とVR・ARとの融合の可能性

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読書を趣味とする人が多いので、書籍や雑誌を積んでしまう人が必然的に多くなるから積読というか積み書籍の人も多くなるわけだけど、これって結局積みプラとかと同じで、予約とか確保とかいう意味があるのかなあという気もする。あるいは仕立て屋さんにおける生地の保管というところ。目の前にある素材を見て、どのような作品を作ろうかと思念できるような環境づくり。積読なら、自分の好きな読書時間を楽しむための、選択の場づくり。

まぁ、それを「出会いのための倉庫」とか、「好奇心の墓標」という表現に言い換えてもいいのだけど。転売のためにとりあえず確保云々ってので無ければ、そこにあるのは間違いなく自分の興味が向けられた対象であり、自分の思考の方向性が体現化されたものに他ならない。でも他人には披露したくなるのだよね、普通こういうプライベートなものは見せたくないのだけど。それが不思議。


で、そういうものは積んで確保し、かつ好きな時に見られるようにするのがとりあえずの存在理由であるのなら、その積む行為をVRなりARなりにしてしまってもいいのでは、という発想に至るのも当然の話。現状でも貸倉庫にぶち込めば類似の方法になるけど、すぐに目を通すわけにはいかない。ならば貸倉庫とVRを連動するとか、監視カメラみたいなものを用意すれば、疑似的な解決にはなりそう。

また、オンデマンド方式を用いて普段はVR空間に納めておき、ほしくなったら実体化ボタンを押すと企業から実物が送られてきて、VR空間上のは消えてしまうとかね。でもそれなら、電子書籍とオンデマンド出版の連動で大よそのことができるのではと思ったり。

自分の好きなものをとりあえず確保して山積みにする行為と、VRやARとの連動。もう少し色々とアイディアをひねって結びつけると、新たな世界が開けそうな気がする。あるいは中小の書店の生き残りの方法論も見いだせるかも、しれない。

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このページは、不破雷蔵が2018年8月 3日 07:32に書いた記事です。

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