中小企業支援は実にならないっぽいという話

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無論すべてがすべてでは無いし、時代によって違いもあるのだろうけど。何度かこちらでも取り上げた景気ウォッチャー調査のコメント部分とか、帝国データバンクの倒産情報関連のレポートを見ても、大よそ同じ感想しか出てこない。あとは先日から話題に上っている、年金受給金を経営支援金のように考えて、事業と道楽を混ぜた形で事業経営をしていて、後継者がいないと頭を抱えるような話とか(後継者は年金分が無くなるのだから、その辺りも考慮した上でのビジネスで無ければ、誰も後を引き継がないのは当然の話)。

「中世以来の封建社会」ってのはある意味、イメージをさせるための表現としては言い得て妙ではという気がする。


景況感の改善とか雇用市場の変化ってのは、ある意味で偏向してしまった経済体制とか、極端に適用化してしまって融通が利かない状態を打ち砕く、良い機会ではあるのだよね。進化論的な話で考えると。まぁ、老が、もといロートル問題とも表現できるのだろうけど。

なので、記事題名にある「中小企業支援」ってのは実のところ、そういう筋合いに媚びを売っているだけで、経済そのものにはプラスとならないよなぁ、という話には個人的には大いに同意したいところではある。

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このページは、不破雷蔵が2018年8月28日 07:34に書いた記事です。

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