クールシェアという概念

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先行するボランティアに続き、例の国家的行事に関するお話。先日の某NHKで協議委員会か何かがマラソンの際に、周辺地域の一階部分を開放してエアコンの冷気を云々という話があり、そこから「室内の冷気を外に出して冷やそうという気か」という、まるで冷蔵庫を開けて部屋を冷やすようなネタ話が出回っていた。それはあまりにもバカすぎるので、キーワードとなる「クールシェア」について確認した結果が上の引用。

要は少人数で一定領域を冷やす冷房を使うのは非効率的だから、ある程度まとまった場所で一度に冷やした方が、稼働させる冷房機器の数を減らせるよね、というもの。理にかなっているのだけど、一部はプライバシーの侵害にも成りかねないものなので、あくまでもこういう方法論があるよレベルで留めないといけない気もする。まぁ、自宅に冷房機器があってもつけないような高齢者には、こういうコンセプトで推し進めた方がいいのだろうけど。

で、今回の国家的行事におけるクールシェアとは、上の図の4つめ、パブリック空間やカフェなどを提供するというもの。朝早い時期はまだ開店していないところも多いけど、そこをあえて開けて、人が涼めるようにしてあげてよね、という話ではある。

......えーと、それってつまり、競技中に街中で応援している人がいるという前提であり、その人達が涼を堪能できる、避難できるという意味なのだろうけど、それでは応援そのものが出来なくなるじゃないかという根本的な疑問がある。そもそも暑くて避難しなきゃならないような状況ならば、まず最初に考えねばならないのは、そういう状況そのものを避けさせるということだろう。

それともう一つ。競技選手のリスクはまったく考えていないってことだよね、これ。いいのかな、ホント。

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このページは、不破雷蔵が2018年8月 6日 07:43に書いた記事です。

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