コンビニの役割と日常の生活ができることのありがたさと

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先日の西日本での豪雨災害に関して、自衛隊の輸送力を用いてコンビニ物資が運ばれた件について、反社会的な方々が色々な騒ぎを起こしている。大体はソーシャルメディア経由だけど(無論ソーシャルメディアだって公知情報手段に違いなく「ソーシャルメディアだから何を語っても良い」というわけでは無いけど)、一般報道の中にもそれに近いニュアンスのものは見受けられるし、知識人や有識者、権威あると思われる肩書を持つ方々においても、そういう話が行われているのを見て、人類はどうして学ばないのだろうという思いと共に脳内にスペースキャットが乱舞する。

コンビニの物資輸送に関しては、すでにそういう取り決めが(先の震災での混乱を良い経験として)出来上がっていて、それを基に実行したに過ぎない。


コンビニってのは先の震災をきっかけに、と表現してもいいだろうけど、社会インフラの要というか基軸的存在として認識され、それをコンビニ側も自覚し、行政もコンビニも互いに利用する...というか持ちつ持たれつな状態となりつつある。そのコンビニが正常に営業するってのは、周辺社会の正常化には大きな役割を果たす。先の買い物弱者の話でも、最新の定義ではスーパーなどに加えてコンビニが明確に入ったってのは記憶に新しい。

その辺りを忘れていたりとか、あえて知らないふりをしたりとか、見なかったことにして騒いでいるのは、失礼というか単なる活動家以上のものでは無い気もする。

一部で指摘もされているけど、今回の西日本豪雨による災害への対応におけるデマやいわれのない誹謗中傷に対し、反発とか追及とかツッコミとか非難の類が強いように見えるのは、先の震災やその後の多くの自然災害での経験を基に作られた色々な仕組みを用いているのに、その成果というか努力の結果を打ち捨てたりむしろ政治的策動に悪用しようとしているのがあるからなんだろうなあ、と。

まぁ、今件の豪雨の対応に絡んで、色々とお騒ぎになっている方々の名前や肩書は、よく覚えておいた方がいいってことは確かなのだろうな、と。少なからずが「またいつものアレか」という感じなのだろうけど。

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このページは、不破雷蔵が2018年7月15日 07:56に書いた記事です。

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