「有害図書」の定義

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例の軽減税率関連で「自分達で自主規制して勝手にR18的な性的っぽいものをパージするから、雑誌にも軽減税率適用してよ、ねぇお願い」的な話を業界団体がドヤ顔で主張したことが明らかになり、色々とアレがナニな状態であることに関して。まぁ、業界団体自身で表現の自由とか子供のために云々といいながら、こういうことをしでかすのは、やはり老が、もといロートル的な人達が上を固めてしまっているのだろうなぁ、悪癖だなというのが率直な感想ではあるのだけど。

そもそも「有害図書」の定義とは何だろうかという指摘もまた色々と考えさせられる。性的なものの有害性はどれほど科学的、論理的に証明されているのか。単に大人が見せたくないという感情論を振り回しているだけではないのか。有害がなぜ性的な方面だけなのか(暴力的な部分も含まれるだろうけど。要はRG18的なもの?)。その仕切り分けが曖昧で、裏付けもないまま、一部の人達の好き勝手に判断させてという図式はどうなんだろう。

単純な「有害」という話となれば、R18とかの性的なもの以外にも色々とある。エセ科学とかニセ医学本が良い例。それを自主的にパージできない、しようとしないのはなぜだろう。儲かるから? アレはありでコレは無しという判断の正当性はどこにあるのかな。


ちょいと前にDeNAのWelq問題で医療方面のネット情報関連が大きな騒ぎとなったけど、あのレベルの内容の本が山ほど出てる。けれどそれらは有害扱いされていないよね。不思議だな、おかしいなということになる。表現の自由だから云々というのなら、今回スポットライトが当てられたR18系周りとの違いはどこにあるのか。

新聞のことを「情報公害」とも呼びたいとは以前言及した記憶があるのだけど、新聞の類だって本来はそういうレベルの内容だということが分かっている時代。有害図書だからパージするってのなら、新聞も同様の措置を取らねばならないのではないかな。

その辺りの基準があいまいで、勝手団体の思惑通りに事が進むってのは、表現の自由という観点では、もっともマズい状態に違いなく。それをよりによって出版業界のお偉い方が率先している辺り、廃退度合いが半年放置しっぱなしだった炊飯ジャーの中身レベルだと思うのだな。

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このページは、不破雷蔵が2018年7月 7日 07:57に書いた記事です。

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