コンビニ店舗への車両突入事案とコンビニ用車止めと

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10日午後3時55分ごろ、群馬県渋川市行幸田のスーパーマーケット「とりせん渋川店」で、乗用車が店舗入り口に突っ込んだと119番通報があった。県警や消防によると、店内にいた買い物客や従業員など6~78歳の男女14人が負傷し、うち5人が重傷。

先日ダース以上の人が負傷した、コンビニへの車両ツッコミ事件。運転手の身体的トラブルで発生した事故であるだけに責任問題云々は色々と論議をかもしそうではあるのだけど。考えてみれば最近増えてきた駐車場付きのコンビニって「車の移動方向の先に店舗がある」「店舗の壁の部分は窓が広いので耐久性が低い」「駐車場と店舗の間隔が短い」「コンビニの自動車による利用客は年齢層が幅広い」など、通常のデパートなどの駐車場と比べると、突入リスクが高い要素が結構あったりする。


で、指摘されて確かにそうだなと気が付いたのが、コンビニ駐車場と店舗の間にある、太い鉄製の柵。そういやいつのまにかそんな感じの柵が設置してあるコンビニが増えてきたな、と。特にコンビニ側からプレスリリースが出されているわけでは無いけれど。あの柵ってそういう意味合いがあったのか。単に駐車場を利用しているお客が店舗に足を運ぶための誘導路的な意味合いかと思っていたのだけど。


で、この柵はコンビニ車止めとかバリカー(カー・バリケードの略っぽい)とか言われていて、結構その筋の専門業者が各コンビニにばりばり売りに出していて、中にはコンビニの種類ごとに別途用意しているってのもある。コンビニ店舗はチェーン店によって規格が違うので、それに合わせてということらしい。

まぁ、入り口部分には配するわけには行かないので、その部分から突入されたらどうしようもないけど(配することも不可能では無いけど、車いすなどを使う人が難儀してしまう)、効果はそれなりにあるようだ。初期投資をすれば長期間にわたり効果が期待できるものだから、コンビニ側としては悪くない投資ではないかな。

ただこの柵を設けると、以前よく見られたコンビニの外側に棚などをおいて露店販売的なことをするってのが不可能になるのだよね。それはそれで残念ではあるのだけど。

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このページは、不破雷蔵が2018年6月12日 07:11に書いた記事です。

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