初心者へのアプローチ、あるいは沼へのお誘い

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工具店にドリルを買いに来た人はドリルそのものが欲しいんじゃなくて、穴を掘りたいんだという話辺りから派生してきたのかなあという気もするけど。単純にお店の人に品物のラインアップを聞くのではなく、自分はまだその領域に足を踏み入れるか否か迷っている、ちょいと気になってのぞいている程度の人に、どのようなアプローチをすべきかというお話。

確かに即決でこれがいいと実物を進めてしまうとそこで終わってしまうし、聞いた人の意思がスコーンと飛ばされてしまう。さらには何かすぐに欲しいというのではなく、自分が何を欲しいと思っているのか、もやもやとした気持ちにマッチしたものは何なのかってのを確認したいってのもあるかもしれない。腹の探り合いではあるけど、その観点では確かに、すぐに物を定めて手渡すのではなく、色々とお話を聞く方がいい気がする。

無論そういうのを嫌う人もいるだろうけど、仮にそうだとしたらそもそも相談はしていない気がする。相談をしてくる時点で聞きたいことがあり、かつ相手には相応の期待と信頼がある。しかも具体的なアイテムを尋ねているわけじゃなく、買おうか否かと考えている状態。


具体的に何を選ぶか・選んでもらえるかだけでなく、選ぶ側がどのような楽しみ方をしているのか、どんな風に楽しめるのか、楽しんでいるのか。そこまで聞けると嬉しいなあという感じ。まぁ、色々とやりとりするのがウザイという人もいるので、万能の回答は無いのだけど、どういう楽しみ方なんだろうかというのが聞きたい、自分もその沼に足を踏み込めるのか確認したいってのはあるんだろうな。

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このページは、不破雷蔵が2018年6月 7日 07:45に書いた記事です。

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