固定電話契約数が2000万割れとの話

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NTT東西まとめ、昨年度の実績。24年には1000万程度に。NTT東西地域会社がまとめた2017年度末の固定電話の契約数は、前年度末比6・9%減の1987万契約となった。2000万契約を割り込んだのは1971年度末以来、46年ぶり。通信の主役が固定電話から携帯電話に移る中、ピークだった97年11月の6322万契約の約3分の1に減った。

固定電話の契約件数は本家サイトでトレースしていたけど、発表タイミングが早すぎないかと確認してみたら、【電話加入者数の推移をグラフ化してみる(最新)】にもある通り夏に発表予定の情報通信白書の内容から一括精査予定のもので、現時点ではまだ先の話。今件は一次資料からの報道。

情報通信白書の方では2016年度末のが最新で、それによればNTTの東西加入電話(ISDN含む)が2114万件だったので、2017年度末には2000万件を割り込んでも何の不思議もないよな、という感はある。

固定電話の件数が減りIP電話は増えているけど、広義での固定電話の総数は減っている(IP電話とかCATV電話とかまで含めた値)。電話の所有概念が世帯単位で固定電話にてってのから、個人単位で携帯電話でってのにシフトしている以上、この流れは変えられないなあ、と。一人暮らし世帯が増えているので、まだこれでも固定電話の減り方は緩やかなんじゃないかな、というのが実感。まぁ、業務用などでは個人ベースでの電話のやり取りは差しさわりがあるので、全滅するってことは無いのだろうけど。

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このページは、不破雷蔵が2018年6月 6日 06:59に書いた記事です。

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