最近ラノベのコミカライズの作画担当にR18系で活躍した先生が増えている、気がする

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あくまでも「気がする」だけなので、実情としては統計調査を取らねばならないのだけど、よく考えてみたら「増えている」と感じたのなら現状と過去を比較しなきゃいけないわけで、現状はともかく過去はどうやって調べりゃいいんだ、こりゃダメだということでパス。なので、あくまでも今件は当方の主観ということで、裏付けの類は無し。覚え書き中の覚え書き。

ということで、本旨はタイトルにある通りでオシマイとなる。ラノベとか投稿小説を原作としたウェブ漫画とかって大抵は出版社単位で専用サイトが作られていて、しかも各作品のトップページでは類似作品やら同日更新した他作品の一覧が出ていて、ちょいと興味をそそられてクリックしてしまう。アマゾンの「こんな商品も買っています」的な。

で、どこかで見たことがあるような画風だなというのを脳の片隅に発した上で気になる作品をチェックし、中身を読むとやっぱりどこかで見たことがあるような。タイトル部分を再確認して作画担当を見て、ああこの人は...という機会が最近増えている。

無論これが悪いとか忌避すべきだという話じゃない。むしろ歓迎している。一般領域で、ラノベ原作でR18もどきな絵が見られるからじゃなく、その先生の新たな可能性が(あるいは元々そういう領域でも活躍していた、能力を持っていた)開けたから。また純粋に、自分の好みの絵柄で新たな世界に触れる機会が得られたのは、嬉しい話に違いない。

そして、そういう先生のシフトが目に留まるようになってきた理由をいくつか考えてみたのだけど。単にラノベなどのコミック化の需要が急増して総動員体制となっているのとか、R18系で活躍し続けている先生はスキルの上でも優れていて品質も保証されているから使いやすいとか。個人的には人の描写が上手い方が多いので、そういう点を買われているのだろうなあ、と思ったり。

まぁ実際、ラノベのウェブコミック化の中には、どう考えてもプロとしてアレなレベルのだったり、原作のテーマに合わない画風にも関わらず半ば無理やり的な雰囲気が強いものもあったりするので、スキルを持ち、しっかりとした作品管理ができる人は重宝されているのだろうなあ、と。


「服で誤魔化しが効かない」「読者の目が肥えてる」はいずれも言い得て妙だったりする。ある意味R18系の界隈は、無茶苦茶厳しい修行の場でもあるからねえ。欲望に率直なだけに。

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このページは、不破雷蔵が2018年5月19日 07:22に書いた記事です。

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