「説明されなきゃ分からない」の中身

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無論実情としては説明する側がつたない、不十分という事例もあり、それに該当するか否かはケースバイケースであるのだけど。指摘されているような事例が多々見受けられるのもまた事実ではある。特に昨今では毎日のように、朝日が昇る時間から時事関連の話において、大の大人がこういうことをやらかしているので、悪い意味での見本となってしまっているのだろうな。ああいうことが許される、あんなことをして自分の都合の良いように誘導することができる、と。

で、説明する側には説明するだけのコストもかかるので、そのことを考えると費用対効果の上で意味があるのかってそろばん勘定をしたくなる。追加のリソースを投入して説明したとして、そのリソース分で相手を理解させるだけのメリットはあるのか。さらに追加リソースの投入で相手が理解できる可能性はどれだけあるのか。ならばそのリソースを他の事に振り分けたり、別の人に理解してもらうために割り当てた方がマシではないか、と。孫氏の兵法でも似たような話はあったよね、競走馬の対決の件で。


「貴方に再度、分かりやすく説明をするのはリソースの無駄」というのが結論であっても、それを直接伝えるのは、それだけでそれなりのリソースの浪費になるし、相手のプライドが粉砕されるのは明らか。けれどもそれの方が、そろばん勘定が合う場合も多い。無論この辺りはどの辺が境界線なのかは状況にもよるのだけどね(さらには世の中には一定率で「どうやっても理解できない人」ってのもいる)。

他方、(繰り返し丁寧に)説明しても、自分の望んだ結果で無ければ「説明不足だ」と、さらには「自分が理解できない(=望んだ結果でない)のは、説明がし足りないお前が悪い」と逆切れするパターンがしばしばある。最初に触れた、最近における大の大人が公共の電波や紙媒体を使って、それを繰り返し行っているってのが問題ではあるのだけどね......。

            

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このページは、不破雷蔵が2018年5月17日 07:21に書いた記事です。

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