「したいけど お金が無いので タダでくれ」と言われてもダメだけど

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先日某有名漫画家な方の話として「自分の専属絵師になってくれ、色々やってくれ、他人の仕事は受けるな、でも自分は中学生なので対価は無い」というものが出てきて、確率論としてはそういうのはゼロとは言えないのだけど、実際にそういう話を聞くと「そんなのあるのか」と驚いていたら、その翌日に似たような話を動画編集に関して目にして、ソーシャルメディアの可視化機能ってすごいなあと思っていたのも併せ、色々と考えさせられるお話。

何かやってみたいと思ったけど、それに手をつけるリソースが無いからタダで寄越せ、自分はお金が無いという無双状態でアプローチをしてくる人もいれば、自分のリソースをどうにか工面したりできる範囲で手をつけ、結果としてリソース不足で十分なものでは無いけど、自分自身の手で完成したものを見せる人もいる。

前者はその領域に入る意気込みそのものが見受けられない。自分でやろうというモチベーションが無いのだから、仮にタダでもらえたとしても長続きはしない。無料でもらったものは大切にされないという大原則から外れるところが無い。後者は自分自身で始めの一歩を踏み出した、すでにお仲間さんに違いなく。だからこそ昔の自分を投影した、先にいる人達が手ほどきをしてくれることになる。


「自分の頭も時間もお金も使っていない人は、結局すぐに飽きてしまう」。これは多くの趣味にいえることだし、趣味に限った話でも無い。何しろ、自分のリソースを投入していないのだから、仮に手放したとしても、自分には痛手が無いのだから。無論すべての人がその考えを持っているわけでは無いけどね。

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このページは、不破雷蔵が2018年5月 1日 07:20に書いた記事です。

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