「現金の価値が強いのは良いこと」は皆が現金をたくさん抱えていた場合

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これは当方も数年前の超絶円高の時から何度と無く話していたことではあるのだけど。円高は確かに円の価値がグンとあがって相対的に他の貨幣と比べて優位に立てるのでよい事のように思えるのだけど、それは手元に円がたくさんあればの話。で、その円はどこから手に入れるのかということになるわけだが。

日本銀行などがこれ幸いにともりもり円を刷ったり、山ほど国が国債を発行したりってのなら話は別だけど、それをしたら思いっきり円安になるので「円高ならば云々」という前提が終了してしまう。

それに加え、円高はデフレと似たような部分があり、手持ちに現金がある方が有利になるし、借金を抱えている方が不利になる。円安、インフレとなれば、自分の手元の(額面上の)借金の価値も減ってくるわけだからね。


で、蓄財年数などを考えれば高齢者が金を持つってのはある意味道理なんだけど、だからといって現役世代が金を持たない状態ってのも、経済の金の回りを考えたらあまり良い状態ではない。その観点では、デフレよりはインフレの方が、経済の回転は健全なものとなると見た方がいい。

さらに「同じ世代にものを売る方が楽」ってのは目からうろこ状態。確かに自分と同属の属性への対応の方が楽ではあるし、回転も速い。その意味では経済の停滞化の大きな原因は、高齢層への富の偏在も大きな要因ではないかな、と。

まぁ、年齢階層別人口構成比が大きなネックではあるのだろうけど。日本の社会的な問題は多分に、高齢層がカギなんだろうなあ、とお話を目にして改めて思ったりもする。

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このページは、不破雷蔵が2018年4月24日 07:28に書いた記事です。

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