2017年の中高生の自殺者が平成で最多に

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去年1年間に自殺した中学生と高校生の数が、前の年よりも38人増えて346人にのぼり、平成に入って最も多くなったことが厚生労働省のまとめでわかりました。

この類の報道はあまりにもざっくばらんすぎて主旨がよじ曲げられていることが多々あるので、一次ソースを当たるのがダイナミック大切。ということで調べたところ、警察庁と厚労省で同日発表された、自殺周りの2017年分の報告データ更新部分。報道で伝えられた部分は間違いじゃないけど、「平成に入ってから最大」って言い回しだから、昭和の時代はもっと多かった時期もあったんだろうなあ、とか。

で、詳しいデータは一次ソースで色々と見てほしいし、法務省辺りにもその辺の白書は毎年出ているので、今後の精査リストにも入っているのだけど、どうも色々と事情が複雑。何しろ未遂では無く実行されてしまった以上、本人に理由を聞くわけにはいかない(聞けたとしても本当の事を話してくれるか、本当の事と本人は自認していてもそれが正しいか否かってのはまた別)。

原因・動機について学校問題が最多と報じられているけど、一日のほとんどを学校で過ごし、日常生活のあれこれが学校で占められている子供にとっては、学校問題という仕切り分けがあればそれに含まれてしまうのは当然の話。しかも今件の統計では複数の要件がカウントされているし、資料でもその辺の注意書きがある。

リスクとなるうる要素を一つ一つ、可能性のあるものから、見えているものから対応するのは悪く無いけど、それだけにこだわっていると本旨が見えなくなることもある。要注意。

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このページは、不破雷蔵が2018年3月17日 06:47に書いた記事です。

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