「早まった一般化」「過度の一般化」の一般化

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先日報道界隈や一部活動家が使っていることが明確化されるようになった、詭弁の手法の一つ「早まった一般化」「過度の一般化」。当方ももやりというレベルで認識はしていたのだけど、こういう名前が付けられていると知ったのはつい先日のこと。そして一度言葉で定義化されると、いろいろと当てはまる事例があるものだなあ、と認識できるようになった。概念のメリットってのはこういうところにもあるのだな。

正直なところ、この類のおかしなご意見とか理不尽な反発、イレギュラー的な不幸ってのは昔から存在していた。それが少数だったために、そして情報発信の影響力が限定的だったので、与える影響も限られたものでさほど問題視されていなかった。けれど、その声をすくって大きなもののようにかき立てるのが有効だと知ってしまった筋がテンプレート化した、「市井の声をすくい上げる」というお題目で都合の良い声を抽出することが当たり前になってしまった。

また特異な例でも情報発信のハードルが低くなったので、多くの領域に聞こえるようになったし、これまでは発信してこなかった「困ったちゃん」も発信が容易になってしまった。これらが相乗効果を生み出しているのが現状。自由(奔放)と権利は別物。自由には相応の義務がある。やらかしておいて生じる影響は知ったこっちゃないでは食い逃げと同じ。


そしてこれらの声をすくい上げて棍棒として使う側にしてみれば、安価で手に入り効果的な、しかも長期化できる「コンテンツ」として利用できるというメリットがある。タダで長持ちする燃料を手に入れたようなものだ(奇妙にマッチする比ゆだな、これ)。しかも可燃性が高いのでリサイクルも容易。火をつけられて痛い目に会うのは、いつも無垢の人々ではある。

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このページは、不破雷蔵が2018年2月26日 07:33に書いた記事です。

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