検索能力が損得に影響する時代

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インターネットを使って色々なことができるようになると、ネット上での手段を知っているか否かは生活の上で大きな違いをもたらすことになる。自動改札の使い方を知らなければ毎回有人窓口まで回り道をしなきゃならないし、自動レジの使い方が分からなければ少数の有人レジに並ぶ必要がある(並列配置されている店では、大抵有人レジの方が混んでいる)。

メルカリは確かに便利なサービスではあるけど、同時に指摘されているようなリスクもあるし、コストも余計にかかる。他の手段を調べるのが面倒だから、知らないから、調べるという発想自身が出てこないからという感はある。コンビニで買えれば別に他の店に行く必要はないじゃん、というところかな。

当人がそれを望むのなら、その選択を否定するものではない。けれどその選択が当人にとって本当に最適解なのかを考えると、色々と悩ましいものではある。進化も度を過ぎると汎用性というか柔軟性に欠けてしまうってのと似ている気がする。

また見方を変えると、検索して最適解、少なくとも選択ができるだけの選択肢を得るってのは、非常に有意義なスキルとなりつつあるのだなあと思わざるを得ない。特に免許とか資格とかがあるわけでは無いのだけどね。

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このページは、不破雷蔵が2018年2月18日 07:13に書いた記事です。

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