あの新聞を読まないとまともな社会人扱いされない、受験に合格しないというけれど

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直接の引用は避けておくけれど、先日日経新聞が交絡因子の概念を無視して(要は因果関係と相関関係をごっちゃにして)博士ディスり論を展開し、その後ツッコミを受けてちょいと直し、ほとぼりが醒めたと思ったらまた元に戻した事案。昔は一過性の紙媒体での論調ならば「そういう話もあったのかな」程度でスルーされるけど、今はそういうスタイルの報道ができる時代ではないのだね。

で、新聞様の実情が色々と把握できるようになると、かつて言われていたような、日経新聞を読まないとまともなビジネスマン、社会人にすらなれないとの風潮があった。日経自身のCMやら広告でもそんな論調だったよね。でも実情としてはどうなんだろう。「日経新聞のウソやネタやフェイクを本当の情報と区別できるようにならないといけないよ」という自嘲気味なアピールだったのだろうか。


今でも少なからずあるのかな、朝日新聞を、特に社説を読まないと受験に受からないという雰囲気もあったし、これもまた朝日新聞が繰り返しアピールしていたお話。けれど正直、内容的には居酒屋での酔っぱらいの戯言の方がまだマシなあの社説を、毎日受験勉強対策として読むのは、拷問に等しい苦しさがある。

指摘のように情報発信源が限定されていて、皆がそれを選ぶしかないような時代では、信用されていた......というか信用するしか無かったのだろう。けれど今では多分な選択肢があり、色々と比較して検証することができるようになった。結果として化けの皮がはがれたということになる。共産主義体制で国営の店でしか買えなかったものが、自由主義化して多数のお店でも比較して買えるようになったら、国営の店での商品は品質が悪くサービスも劣悪で、しかもぼったくりだったのがバレたという感じかな。

ただ、そのような情報が限られた時代を長く生きてきた人には、それが経験として積み重なって頭の中のテンプレートとして完成してしまっているから、それを信じ込み続けてしまうのだろう。柔軟性に富んだ人なら現状を見極め、今にあわせた形で対応ができるのだけどね。

            

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このページは、不破雷蔵が2018年2月13日 07:26に書いた記事です。

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