ハガキでやってくる架空請求が急増中との話

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ハガキによる架空請求に関する相談が増加しています。


行政機関を装い、「未納料金の訴訟最終告知」等と書かれたハガキが自宅に届き、文面に「訴訟を起こす」「差し押さえ」などと法律用語を使って不安をあおり、ハガキに記載のある連絡先に電話をかけさせようとするものです。連絡をするとお金を要求されたり、電話番号等の個人情報を知られてしまったりするケースもあります。このようなハガキが届いても、決して連絡してはいけません。


ぶっちゃけるとスマホやメアドに送られてくるスパムメールと同じことがハガキでも行われているまでの話で、さらにぶっちゃけるとそれらデジタル系のスパムは元々ハガキで行われていたのがデジタル化されただけのお話。つまりハガキによる架空請求は昔からの定番騙し方法でしかない。

今回「急増中」というのは、本当はいつも通りだけど注意喚起として言い回しが使われているだけなのか、架空請求をする側が気合を入れたり人が増えているのか、届いた人のうち心配になって相談する人が増えているのか...どれが正解なのか、あるいはその複合型なのかは分からない。ただ、少なくとも無視できない数の架空請求ハガキが投函され、相談が寄せられているのは間違いない。

電子メールやアプリメッセージですらビビってしまうかもしれないのだから、物理的なモノで請求がされたら怖さは増してしまう。何しろそのハガキが届いたってことは、相手は自分の住所を知っている事に他ならないのだからね。電子メールアドレスやソーシャルメディアのアカウントを知られているのとはわけが違う。事情も知らなければビビるのは当然。

見方を変えれば、こういう詐欺があるよという事情を知っていればさほどビビることは無い。知識は生活を豊かにする。積極的に公的機関などから情報を取得する、詳しい人から話を聞いたり相談を持ち掛けるなどして、ダマされないようにしてほしい。

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このページは、不破雷蔵が2018年1月18日 06:38に書いた記事です。

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