「家に居場所がない」のは誰の責か

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例のメロディで「中身朝日♪」的なフレーズが脳内旋回したのはともかくとして。働き方改革で退勤時刻が早まった、残業が少なくなってきたことに併せ、サラリーマンがこれまでより早く帰宅が可能になったことから、逆に家になかなか帰れない、居場所が無いのでこれまでの帰宅時間までの間はふらふらしているという話。

これ、いかにも昨今の施策が悪い的な印象を持つような書かれ方だけど、ぶっちゃけると二つ目の引用のコメント部分にもあるように、昔から生じていた現象。帰りに居酒屋で一杯とか、ちょいと寄り道してとか、早く帰っても妻がうるさくてさー的な話はちょいと文献とか当時の漫画をチェックすれば容易に出てくる。世帯の環境による、ケースバイケースなお話でしかないのだよね。


で、人材不足の話が頭をよぎるのだけど、結局は「家に居場所がない」ってのは多分に、「居場所を作って来なかった」ってのが正解。蒔かぬ種は生えないのだよね。黙っていてもなんとかなるのはゲームの中のイージーモードだけ。仕事に注力しすぎて家庭や日常生活のあれこれをおざなりにしていると、家族離反が起きたり、定年離婚が生じたり、定年と同時に燃え尽きてしまうってのもまた、以前から随分と例はあったし問題視されていたわけで。昨日今日に始まった話では無い。それを「働き方改革の弊害だ」的なニュアンスで振り回すのはタチが悪いなあ、と。


で、多少余談になるけど、そういうケースの事例となった人が行き着く場所の一つが公的な場で同様の立場にある人が集まりやすい場所。病院云々の話は当方が何度となく確認しているから、少なくともネタ話や何とか松の類では無い。病院ならば同じような病を持つ人たちと接するわけで、話のネタも振りやすいし同調意識も得られるのだろうな。本屋の同じコーナーでずっと居たり、模型店のレゴとか戦車のプラモといった専門コーナーで商品探しをしているようなもの。

まぁ、社会現象を「社会の監視」と叫びながら棍棒として振り回す事自体おかしな話ではあるけど、振り回す棍棒の実情ぐらいは精査をしてほしいものではある。

            

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このページは、不破雷蔵が2018年1月13日 07:31に書いた記事です。

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