お年寄りとお餅と

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先日も統計的な話から触れた、年末年始におけるのどの詰まり、特にお餅によるトラブルの話。もちを食べるのは老若男女を問わないのだけど、事故りやすいのは子供とお年寄り。飲み込む能力が弱かったり、よくかまずに食べてしまうからってのが共通の要因ではある。

子供はまだ保護者が注意をすればいいけど、お年寄りはそうもいかない。ダメだ、危険だ、止めておけといっても、どうしても食べたい、小さくすれば大丈夫と無理強いをして口にしてしまう。そしてリスクは体現化する。下手すりゃ小さくするという手法すら許さない場合もある。

極論ではあるけど、いくら指摘しても注意しても聞かなければ、自己責任でというしかない。色々な状況が変化したのに、これまでのままの状態を望むのは贅沢に過ぎる。条件の変化はしっかりと認識し、現状に併せて最適な方法を選択しなければいけないのだよね。ケガをしたら病院に行く、通院が無理な状態なら入院する、それと同じ。


小さく切り刻んで少しずつ(いくら小さくしてもまとめて食べたら意味が無い)、そして色々と水分と共に口にして、ゆっくりとよく噛んで。さらに自分一人だけだと対応ができないかもしれないので家族と一緒に。お年寄りがお餅をどうしても食べたいというときは、それ位の備えをして。それでもなお、リスクは現役世代が食べる時と比べて高いってのは覚悟しなきゃならない。リスクがいやなら食うな、冷淡ではあるけど、それが一番スマートな解決法。

最近ではサイコロ位の大きさに切り刻んであるものとか、パスタや硬貨みたいなサイズになっているのも出てきたけどねえ......。あれはあれで使いやすいけど、おもちを食べたいというお年寄りは気に食わないのだろうな。


高齢者がおもちを食べると詰まらせやすいってのは、老化でかむ能力や飲み込む能力が衰えているだけでなく、指摘されているように喫煙が影響していたり、さらには食べ方の習慣が現役世代のころのままだったりするってのも少なからぬ関係があるのかもしれない。よく噛まずに次々飲み込むという食べ方を、年を取っても続けていたら、そりゃ詰まりやすくもなる。

まぁ、たくさん食べたい、他の人に取られたくない、時間がもったいないなどで早食いをしたくなるってのは分からなくもないけど、それで命を損なう可能性が将来出てくるとなれば、今のうちからゆっくりとかんで食べる習慣をつけておいた方がいいよね。

            

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このページは、不破雷蔵が2017年12月29日 07:10に書いた記事です。

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