医療は集合知である程度進歩する。ではそれはどうやって、だれが作るのか

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インターネットの普及で大きく体現化するようになった集合知。けれど容易に暴走しやすく、また悪用されやすいという特性も確認できるようになった。医療方面でも、当方が参加した「オーダーメイドプロジェクト」のような事例もあるけれど、一歩間違えればWelq問題のようなことも生じてしまう。データは集まった。ではそのデータの確からしさは誰が保証するのか。そしてそのデータの分析の仕方はどういう方法が正しいのか。データによって導き出される結論は、下手をすると数年単位で別の見識が生じることもあるぐらい。

まぁ、データが多量にあってその数量的な精査だけでそれなりの正確さで答えを出してくれる......ロボット参謀みたいなものがあれば、確かに便利にはなるけれど。


コンビニのレジ打ちが機械化されていくように、機械化できる仕事、判断、作業をAI化して、現在の技術では実現化が難しい部分に人が注力できるリソースの余裕を作っていくというのが正論ではないかなあ、と。

どうやってAIを教育するかに関しては、今件分野なら医師自身の判断を逐次記録させて学習させる、ベイズ理論方式を使えるようなロジックを構築するとか。マリオカートで自分の走行データと戦わせるようなイメージ。同じ分野で有名な医師のデータがダウンロード出来て、ある程度補完可能とか。アップルシードに登場したロボット警察官コットスみたいな感じだな。

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このページは、不破雷蔵が2017年12月21日 07:54に書いた記事です。

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