「完売したら負け」になるほど感

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すべてがすべてってわけではないけど、色々と思い起こされることもあり、そういう考え方も覚えておくとよいなあと思った話。大量に余ってしまったら作りすぎだでオシマイ。でも完売すると一見うれしいように思えるのだけど、空の棚を見てお帰りという販売機会を失ってしまったケースを見逃してしまう。その場にいれば「ああ、このお客は欲しかったのだろうけど商品が無くて買えなかったのだなあ」と気が付けるけど、常にそんな状況にあるとは限らない。

その観点では、商品の入れ替えとか閉店の時に、ぎりぎりで商品が完売するのが最高だけど、それでは空の棚を見ていつ完売したのか分からないから、残り一個の状態で閉めとなるのが最強となる次第。

ただ、購入側の心理としては、最後の一個を見るとどうなるのかなぁと。「やった、最後の一個だ」と喜び勇んで手をつけようとするのか、「売れ残りかあ、なんかアレだな」と退いてしまうのか。ちょいと微妙。棚の商品の充実度合いは、そのまま商品全体のプロモーションにもなるのだよね。

これってコンビニの棚が良い例。商品棚がスカスカだと、なんだか残り物をつかまされているような気分にもなるし、第一印象として品ぞろえが悪いと受け取ってしまう。なので、今件のような話はケースバイケースではないかな、という気がする。発想としては十分にありなんだけどね。ネット経由での物品通販とかなら通用するかな? 在庫数を表示するシステムだと、残り何個ってのは逆に誘引効果が高いので、残り一個でオシマイってのはものすごく難しいかも。


受注生産ってのはこの駆け引きとさよならできるシステム。作り手側としてはこの方がリスクは低くなるのだけど(トラブルなどが無い限り、売れ残りが無い。作ったものは全部売れる)、衝動買いなどの需要を確保するのが難しいため、見込み生産・販売と比べると販売数が落ちてしまうかもしれない。また、受注生産を受ける時に前金を受け取る仕組みにしておかないと、キャンセル詐欺的な被害にもあってしまう。

まぁ、この辺の話は昔も今も変わらない。売ろうとするものの特性にあわせて、より無難な、よりハッピーになれるような仕組みを模索していくしかないのだろうな。

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このページは、不破雷蔵が2017年11月23日 07:55に書いた記事です。

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