子供が居ない中高年収層には増税という話、扶養控除と考え方は同じかもと

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ここ数日話が出ている、子供が居ない中高年収層、具体的には年収800万円以上の世帯が増税という事案。情報源が新聞でしかなく、その先が観測筋とか政府筋とかあやふやなもので、意図的な観測球だったり記者側の解釈違いの可能性もあるし、年収って収入なのか所得なのか(自営業は入ってきたお金、売上みたいなものだな、が収入で、そこから必要経費を引いたのが所得。サラリーマンなどは給与明細に書いてある通り、稼いだお金が収入で給与所得控除分(自営業の必要経費みたいなもの)が引かれたものが所得)。年収800万円以上ってことだと、経費がかなりかかる職業は不利になるよなぁ、という想いを巡らせながら。

なんか似たような話をどこかで聞いた記憶があって、色々と調べてみたらいきついたのがこれ。扶養控除。知っている人も結構いると思うけど、お金を稼いでいない子供や高齢者が同一世帯にいる場合、その人を養っているのだから一定額の所得控除をしてあげましょうという制度。所得控除をされた分だけ所得から引かれ、残りの所得に所得税額が決まるのだから、多い方が所得税が低くなる次第。詳しくは【No.1100 所得控除のあらまし(国税庁)】を参照のこと。有名なのは基礎控除かな。

で、今回の話は、この扶養控除と概念的には同じ。ただ、扶養控除は子供などが居ると適用され所得控除が増える、「子供が居ない中高年収層には増税」は子供などが居ると適用されないで増税を受けなくて済む。子供が居る世帯を優遇するって点では変わりは無いけど、単にそれが目的ならば扶養控除額を引き上げればよいまでの話。そうではなく新税で扶養控除的なものを云々というのは、やはり大義名分を振り回しての増収が目当てなのだろうな......となると、財務省がどこかで絡んでいる可能性が高いな、こりゃ。

「北風と太陽」の話じゃないけど、物事を進めたいのならばペナルティを課すのではなく、優遇してそちらに自然にシフトするようにしなきゃ、ね。

            

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このページは、不破雷蔵が2017年11月19日 07:17に書いた記事です。

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