目標達成のための同調圧力とトラブルの芽を摘む機会と

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クラスの無欠席者連続何日記録とか、給食を残さない記録とか、はた目から見るとスゴイよねと思ってしまいがちだし誇りに出来るネタだからと当事者も思うのかもしれないけど。そのような全員参加の記録を目標とすると、それを破ってしまう行為への罪悪感が半端ないものとなるし、記録を破らざるを得ない行為を禁止するような雰囲気が蔓延してしまう。例えば風邪を引いても出席しろだとか、体調が悪くても毎日の運動に参加しろだとか。で、結果としてもっと事態が悪化するようなトラブルが生じてしまうことになる。

同調圧力とでも表現されるのかな、この類の話は。意識としては肯定すべきところもあるのかもしれないけど、容易に思惑が暴走し、本来の主旨とは別の、反対の効果が生じてしまう。引用されているお話ならば、事故を防ぐために頑張ろうというのが目的だったはずなのに、記録を伸ばすために軽微な事故や事故になりそうな事案は「見なかったことにして記録更新」という考えが支配的となり、重大事故の引き金を放置してしまうことになる。


どうしても良し悪し双方の効果が生じるのなら、こんな風に継続すればするほど悪影響の方が大きくなるのだからと、継続を意図的に断ち切るのも一つの手かもしれない。

まぁ、同調圧力とは少々異なるけれど、軽微なトラブルなら後始末とかペナルティとか作業が止まるとかがイヤだから、無かったことにしよう、させようってのも似たような話かな。その時は目をつむることでリソースの追加投入はしなくても済むけど、後でさらに大きなトラブルに発展する可能性はある。虫歯みたいなものだ。

その観点ではむしろ、軽微なトラブルでもすぐに報告できるような仕組みと雰囲気作りこそが、中長期的に見れば効率の良い、安全な環境づくりのためになるのだろうな。

            

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このページは、不破雷蔵が2017年11月 4日 06:50に書いた記事です。

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