「舗装道路があるならそこを走れ」

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先日の「資料を見て描くのはズルい」から連なるお話として。できる人は無からすべてを生み出す創造主のような存在であるべきなのだから、そうでない人のやり方は卑怯であるというのも「ズルい」的発想につながっていたのではないかな、という見方。でも実際には、試行錯誤を自身で繰り返す行為を否定するわけじゃないけど、あらかじめ用意されているものがあるのなら、それを使うのも賢い方法ではある、と。選択肢としてそれがあるのならどんどん積極的に使い、無い場所で自分の試行錯誤の力を発揮せよ、と。そりゃそうだな。

無論、用意されているものをブラックボックス的な存在として扱って闇雲に使うよりは、ある程度内容を把握しておいた方が、より得るものは多くなる。でも実際には、例えば自動車の運転のように、自動車の内部機構などの理屈をすべて知らなくても、移動手段として使えてしまえればそれでいいじゃんというのが実情。すべてのドライバーが、自動車の修理も完ぺきにこなせて、仕組みをしっかりと隅々まで把握して、どのような疑問にも答えられるプロフェッショナルになる必要は無い。


この辺の話は一昨年記事にした八房龍之助先生の某漫画でのセリフ「先人の下ごしらえを活用することはとても大切」に通じるものがある。「十年かけて編み上げられた技能をホントに修得しようとしたら、やっぱり十年かかるもんさ」には、はっとさせられるものがあるよね。

            

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このページは、不破雷蔵が2017年10月30日 06:51に書いた記事です。

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